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2006年度第3号(2)

社団法人申請から許可そして登記完了まで

公益法人準備室

 平成18年11月30日(木)午後4時に東京都庁第二庁舎30階の教育庁公益法人部に向かった私はこれまで以上の緊張と覚悟を持っていた。 手には、129ぺ一ジに亘る社団法人設立申請書正本1冊と副本2冊を持っていた。副本は設立許可と同時に謄本となって、法務局で法人登記をするための必要書類となる。この設立申請書はこれまでに何回、この都庁と都岳連事務所の間を往復 したことだろうか。ここまでの苦労話は前回に記載した都岳連通信をお読みいただきたい。

  11月30日のアポを取る電話口で私は、都の法人担当官に「これが私としての最後の申請書提出の覚悟で行くので今回は是非受付印を押して頂きたい」と半ば強制的とも思える発言で念を押した。 これまでの事例で受付印が押されてから30日以内 には必ず設立許可書が発行されていることを私は知っていたのである。

 11月30日、私他3名の委員はネクタイ、ジャケ ットの正装で、担当官2名と対面して、最長老の瀧島委員から「これが最後のお願いです」という発言とともに両手を申請書に添えて担当官に手渡 しをした。彼らの手元にはこれまで何度も往復した申請書複製があり、そこには赤、黄、青のポス トイットでダメ出しのぺ一ジが無数に伺える。 担当官「このぺ一ジの文言の修正は?OK正しくなっていますね」といった風に一つ一つのチェ ックが消えて行く。文字間違い、数字間違いは仕方が無いが、および及び、又はまたは、若しくは もしくは、尚なお、等などの統一、さらには句読点の位置までチェックが付いている。 担当官「こちらからの疑問点は来週都岳連事務所へ伺ってから聞きますので本日申請書を受理い たします」ということで、2年半かかった社団法人設立申請書は正式に受理された。そして担当官の都岳連事務所調査訪問の日が12月6日に決定した。私たち4人は 都庁2階のコーヒースタンドで280円のコーヒー で乾杯をして解散した。

 12月6日の都庁から都岳連事務所の調査訪問も会長、専務理事が立会い無事終了し、そろそろ様子伺いに行こうかなと考えていた12月20日に担当官から電話で、「最終チェックをしたらまだボン ミス的な問違いがあるので早急に修正差し替えて下さい」という連絡をもらった。役員名簿の頭のナンバーの付け方のミス、住所のハイフンを 「の」に修正、金額単位:千円を円に修正など1月20日に7ぺ一ジほど差し替えた。

 担当官の質問「平成18年7月末の段階の都岳連財産は55,554,000円ありますが平成18年3月末の年度決算報告書では42,000,000円程度しか出ていませんが、これ常識から考えて整合性が取れていませんよね。決算書以外にもれている預貯金がありますよね。都岳連の預貯金全部表紙とぺージのコピーをとって提出してさい。」また担当官「平成18年度事業明細表で縦横の合計が合いませんが これはエクセルでやっていないのですか」という質問に一瞬青ざめてしまった。  

 私ども法人室は財務関係には能力が薄いので、 財務部長から納得いく報告をさせますということでひとまず、都庁を離れた。 12月20日になってこの後23日、24日と連休に入り、都庁は28日で仕事納めとなる。まずい。私と財務部長との連絡で、事務職員にまず都岳連に存在する金融機関の口座すべてコピーをとってもらい、18年度決算報告書の内容を精査した。結果、 見つかった。18年度には動かなかった、関東ブロック大会用口座と耐久基金口座がもれていた。

 これを加えることにより、金額も妥当となり、都の担当官には書面で、関東ブロック大会は8年に一度開催の事業であること、耐久基金も何年も動か していない基金であることの理由を述べて、漏れてしまった事実の弁解をした。

 ただ、もう一つの表計算が合わないことについては、財務部長に頑張ってもらうしかないのだが、 23日の週末から海外旅行に行くという。28日許可書発行を諦めていない私は、出発前には正しい決算書、予算書を作成するように要望した。彼の出発の早朝に電話があり、完成したということなので、私が彼の自宅へ出向き、データを受け取って書面作成のプリント出力をして12月25日に最後の正式書面を都側に出した。その際に、28日法人許可書発行の念を押して帰ってきた。

 12月27日都教委から私の携帯電話へ連絡が入り、「明日28日午後にご来庁下さい」という連絡が入 った。このときは嬉しくて、都岳連役員関係者すべてに喜びのメール発信をした。

 12月28日、一人で出向いた都庁第二庁舎で教育長代理から社団法人設立許可書が手渡されて、公益法人としての心構えや注意点の話を受け、最後 にお祝いの言葉も受けて私のこの2年半のドキュメントが終了した。帰りの30階から眺める、富士山に沈んでいく夕日が何故か涙で潤んでいた。 なおこの後、年末年始は我が家の床の問で過ご したこの許可書は、明けて1月5日に九段下の東 京法務局へ会長と共に訪れて書類提出し、1月11日、ナンバーワンの連続日に社団法人東京都山岳連盟の登記が完了した。

文責:山本 春雄

東京都山岳連盟事務局

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