山岳写真教室「残雪期の谷川岳で撮る」(2021年4月)参加者が撮影した写真を紹介します

2021年4月10~11日に山岳写真教室「残雪期の谷川岳で撮る」が開催されました。当日は絶好の写真日和で、塩田講師の指導の下、いつもとはひと味違う写真を撮ることができたようです。ここでは参加者が撮影した写真の中から特に印象的なものを紹介させていただきます。


『雪山の稜線と青空』 A様

【撮影者コメント】天神峠付近で撮影 青空と雪が残る山並みが美しく撮影。快晴だったので雪の白・空の青のコントラストを意識しました。構図やバランスが難しく悩んでいたところに雲が出てポイントになると思い入れました。

【写真教室の感想】楽しい講座でした。その場で先生に質問出来ること、撮影した写真を見てもらいアドバイスを受けることが出来るのが良かったです。
また違う季節に参加したいです。

◎三分割法構図で素晴らしいです。雲の流れが感じられ見ていて飽きない作品です。山肌からも季節感が伝わります。(塩田)


『山裾の春』 B様

【撮影者コメント】妙義さくらの里にて、真っ青な空とギザギザな稜線、そして優しいピンク色の山桜のコントラストを撮りたかったです。

【写真教室の感想】写真教室に参加して、構図をとても意識するようになりました。1人1人の質問にもとても丁寧に対応して頂けるので、ありがたいです。

◎左手から青空に向かって流れる構図が素晴らしいです。さらに優しいイメージの桜と厳しいギザギザの稜線の相反する面白さがいいです。(塩田)


『続くあしあと』 S様

【撮影者コメント】谷川岳天神平です。冬の間たくさんの人が踏みしめた一歩が、きれいな軌道になっていました。春の日差しの中、楽しそうな声が聞こえていました。

【写真教室の感想】写真教室に数回参加し、構図や光の捉え方など基本を丁寧に教えていただいています。随時アドバイスをもらい、悩みながらも楽しい撮影でした。

◎手前の木と奥の木を入れて、遠近法をうまく使い更に登山者を入れることによりスケール感が表現されています。秀作です。(塩田)


「残雪期の谷川岳で撮る」、楽しんでいただけたようです。次回の山岳写真教室は、生命力あふれる夏山をテーマに開催いたします。次回も是非ご参加下さい。