次の10年へ

公益社団法人東京都山岳連盟
会長 松本 敏

去る2019年5月28日に行われた第7回通常総会、また、その後の第3回理事会で会長に選任されました松本敏でございます。これから2年間、公益社団法人東京都山岳連盟の業務と事業の推進を担うこととなりました。皆様のご支援を謹んでお願い申し上げます。
さて、昨年、都岳連は創立70周年を祝い、次の10年へ向けての歩みを始めました。戦後の混乱期に産声を上げ、安全登山の普及を最高のミッションに活動を続け今日に至りました。歴代の会長、また、役員の尽力により都岳連は、日本最大の登山団体の地位を確立いたしました。この間、トレイルランニングやスポーツクライミングの隆盛など登山界の新しい潮流にも組織改編等で対応してきました。各法人等との連携による事業の拡大拡充も、公益法人化後の顕著な流れとなっています。
しかし、この10年で見ても都岳連の基盤である加盟団体は約100団体が減少しています。個人会員増を図っても目に見える成果とはなっていません。残念ながら都岳連の体力低下は否めない事実です。一方、山に行くと若い女性登山者が増えてきたことなどなどこれまでと異なる風を感じます。テント場は、一人用のテントが乱立し、登山者の意識も「個の時代」になったことを実感します。
次の10年へ向けて、こうした現実を見つめ求められるイノベーションを都岳連の総力により実行することをリードすること、それが我々第4期役員の主要な任務です。特に、加盟団体と都岳連本体の距離を縮め、加盟団体の皆様にとって都岳連が身近なものとなるよう、また、個人会員が都岳連の運営に参画し新しい風を送ることなどが重要な視点であると思います。
最後になりますが、会員の皆様をはじめ、日頃ご支援を頂いている多くの皆様にこれからの倍旧のご支援をお願い申し上げ、会長就任のごあいさつとさせていただきます。