トレッキングスクールのご案内

輝くばかりの錦秋のカール、樹氷の小径を詰めた先に聳え立つ大氷瀑群、雪解けとともに山頂を埋め尽くして咲き誇る可憐な花々、モルゲンロートで荘厳に染まる岩壁。都会では想像も出来ない光景が山では広がっています。でも、どうやったらたどり着けるのでしょう。最初の一歩を踏み出すのには勇気が必要です。

トレッキングスクールでは、四季折々の絶景の山々を舞台に、登山入門者が山を安全に楽しむための方法を実践的に学んでいきます。

山には登ってみたいがどうしたらよいか分からないという方々、登山経験はあるけれども技術的・体力的に不安な方、単独行に限界を感じた方の参加を歓迎いたします。トレッキングスクールで基本を学んだあとは、マウンテンスクールでさらなるステップアップを目指しましょう。

主催:安全登山教室委員会
チーフリーダー:日高 一郎
マネージャー:遠山 葉子
フィールドリーダー:喜多 由華
フィールドリーダー:三田 英樹

最新情報(2025/12/14更新)

  • 冬山編スクールコース、チョイスコース(実技1)のお申し込み締切は12/15(月)です。また宿泊の都合上、実技2,3の残席が少なくなっています(実技2:残3、実技3:残7)。早めのお申し込みをおすすめします。[12/14]
  • 冬山編机上講習のテーマを変更します。机上2は「緊急避難」、机上3は「低体温症と凍傷」になります。[11/21]
  • 冬山編の募集を開始しました。[11/19]
  • 厚労省「新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について」および都岳連「KP.3流行拡大を踏まえた感染予防対策について」に基づき、基本的な感染対策を行いながら安全・安心な講習会を開催します。[2024/8/20]

冬山編予定表

机上1/無料説明会
12/3(水)
秋葉原
No.53
◎トレッキングスクールについて
◎冬山編の諸注意・冬山の装備・受講申込
実技1
12/28(日) 日帰り
【牛首山(真教寺尾根) 2280m】
◎雪山の歩き方入門(装備の使い方、寒さ対策、リスク管理)
机上2
1/7(水)
都岳連
事務局
◎「緊急避難」
実技2
1/10(土)・11(日)
 【山王帽子山(日光) 2077m】
◎冬山の歩き方 応用(ペース設定・補給、スノーシューの利用)
机上3
2/4(水)
都岳連
事務局
◎「低体温症と凍傷」
実技3
2/7(土)・8(日)
 【刈田岳(蔵王)1758m】
◎冬山の歩き方 発展(樹氷原周遊、危急時の対応、雪崩対策)
【参考】春山編(2026/3~5)の開催予定 ※日時、開催場所を変更する可能性があります。
机上1/無料説明会
3/4(水)
秋葉原
No.51
◎トレッキングスクールについて
◎春山編の諸注意・春山の装備・受講申込
実技1
3/29(日) 日帰り
【守屋山(南ア前衛) 1651m】
◎春山の歩き方入門(残雪の山を登る)
机上2
4/1(水)
都岳連
事務局
◎未定
実技2
4/25(土)・26(日)
 【尾瀬ヶ原】
◎春山の歩き方 応用(早春の高層湿原を楽しむ)
机上3
5/13(水)
都岳連
事務局
◎未定
実技3
5/23(土)・24(日)
 【天上山(神津島) 572m】
◎春山の歩き方 発展(洋上の独立峰を登る)
オプション
未定
◎地形図ナビゲーション(地形図とコンパスを使ったプチバリ入門)

冬山編の見どころ

【実技1】冬山編第1回は、赤岳・真教寺(しんきょうじ)尾根の途中にある小ピーク、牛首山(2,280m)を目指します。リフト山頂駅(1,900m)から牛首山までは1.4km。無積雪期なら往復2時間半程度の軽い山行ですが、積雪期は意外と時間がかかるもの。今回は長くとも4時間程度に抑え、登頂よりも冬山に慣れることを主目的とします。
積雪期の登山を楽しむには、防寒・防風対策が重要です。出発前に装備をしっかりとチェックし、樹林帯をゆっくりと登りながら寒さ対策に問題がないことを確認します。この付近の積雪深は足首~膝下程度と予想。雪上を安定して歩くための方法を学びましょう。牛首山までの尾根からは、権現山、南アルプス、富士山などの山々を臨むことができます。雪山の美しさをぜひ体験してみてください。

【実技2】日光三山の一、太郎山。その西隣に並び立つやや小振りな山が、実技2のステージ、山王帽子山(2077m)です。「山の王様の帽子」とは、なんと粋な山名……。夏は太郎山への登山者で賑わう山ですが、冬は訪れる人も少なく、静かな登山が楽しめます。初日は麓の光徳で、スノーシューを使った雪上歩行の練習を行います。この日は光徳の宿に宿泊。翌日は光徳園地の太郎山入口から入山。山王峠から深雪の急登が始まります。適度なペース設定と補給を行い、ときには交替でラッセルしながら、山頂へ。冬枯れでやや疎らとなった山頂からは、日光白根山の雄姿を臨むことができるでしょう。

【実技3】冬の日本海を渡ってきた冷たい風には、「過冷却水滴」という形で水分がたっぷりと含まれています。この水分が奥羽山脈の高地で針葉樹に触れると、瞬く間に着氷・着雪が進み、大きな木々を覆うほどの樹氷(アイスモンスター)へと成長していきます。実技3では、スノーシューを使って蔵王の樹氷にアプローチしてみましょう。初日は山形新幹線・かみのやま温泉駅に集合し、ライザワールドスキー場へ。リフト終点付近の樹氷原地帯を歩きます。翌日は樹氷の間を抜け、蔵王連峰・刈田岳山頂に向かいます。巨大なアイスモンスター群、雪に埋もれた神社や鳥居、大きく成長した海老の尻尾など、厳冬期の蔵王特有の風景を楽しみましょう。

冬山編 無料説明会

【机上1/無料説明会】

日時:2025年12月3日(水)19:00~21:00(18:30開場)

会場:ふれあい貸し会議室 秋葉原No.53/Zoom併催
https://fureai.space/list/id/120282
東京都千代田区神田佐久間町2-15 秋葉原加藤ビル 6階
アクセス:東京メトロ日比谷線 秋葉原駅(1番出口徒歩1分)/つくばエクスプレス 秋葉原駅(徒歩3分)/JR中央・総武線 秋葉原駅(昭和口徒歩4分)

事前申込:不要。お気軽にご参加下さい。

【オンライン無料説明会】

日時:2025年12月3日(水)19:00~21:00 または録画視聴
Zoom情報:お申し込みいただいた方にURLをお知らせします。

※無料説明会は、対面会場/オンラインとも内容は同じですが、対面会場では講師が使用する登山装備を手に取って確かめることが出来ます。また、皆さまが使用中の装備を持ってきていただければ、講師からアドバイスさせていただきます。質疑応答も十分に行えますので、対面会場でのご参加を強くおすすめします

受講料

  • スクールコース(3回の実技講習に参加、ただしオプション山行は含みません):
    一般 :31,500円(税・保険料込)
    都岳連加盟団体員・個人会員、前期より継続受講の方、マウンテンスクール受講者 :29,900円(税・保険料込)
  • チョイス山行コース(選択参加)(※)
    日帰り(実技1):10,500円
    1泊2日(実技2,3):各15,700円(税・保険料込)
  • オプション山行:10,500円(冬山編では実施なし)
  1. 受講料は消費税と都岳連指定の保険料を含みます。
  2. 受講料のほか、実技の交通費、宿泊費等が別途必要となります。実技講習費用は当日にお支払いください。
  3. 実技1実施以後は、受講料は返金できません。
  4. 「チョイス山行コース」は受講料が割高となります。
※「チョイス山行」コースについて

トレッキングスクールの実技講習の中から行きたい山行を選んで参加することができる「チョイス山行」制度を実施しています。とりあえず1回だけ参加してみたい/前年度のスクールで参加できなかった山に再挑戦したい、という場合にご利用下さい。なお、チョイス山行コースでのご参加でも、机上講習はすべての回に参加可能です。

受講申込/お問い合わせ

  • 【受講のお申し込み】下記申込書をメール提出、または説明会会場でご提出ください。
  • 【無料説明会Zoom参加のお申し込み/スクールに関するお問い合わせ】下記アドレス宛にご連絡ください。
  • 無料説明会ではスクールの内容、必要な装備、安全登山のための諸注意、受講申込方法を説明し、質疑応答を行います。無料説明会後、問題無いようでしたら下記の申込書を使って期日内に受講をお申し込み下さい。説明会前のお申し込みも可能です。
    冬山編受講申込書【PDF版】【Excel版】
    申込書送付先:tmf_trekking@googlegroups.com
  • 事務局でお申し込み内容を確認後、受講料と振り込み先情報をお知らせします。
  • お知らせした都岳連の口座に受講料をお振り込みください。事務局での入金確認をもってお申し込み完了となります。

トレッキングスクールの基本方針

スクールの運営方針

  • 受講者の安全確保を最優先とします
  • 道迷いしないように山を案内します
  • 安全登山のための技術を説明・指導します
  • 山登りを生涯の趣味として続けてもらえるようお手伝いします
  • 受講者の安全確保を最優先とします

スクールの対象者

  • これから登山を始める方
  • 体力的・精神的に自信がない方
  • 書籍やネットで知識・装備を調べたが、なかなか学べない初心者の方
  • 低山ハイキングからステップアップしたい方
  • 年間を通じて山登りを楽しみたい方
  • 山登りを一緒に楽しめる友達と出会いたい方

登山に必要な知識と装備、技術

登山に使われる装備は多種多様です。安全登山のために必要な装備、技術と知識(歩き方、状況判断、緊急対応)などを丁寧に説明します。

  • 必要な服装や装備の正しい選び方や使い方
  • 季節に応じた登山知識や技術
  • 「いざ」という時の対処方法
  • 山の楽しみ方

実技講習中の安全管理/新型コロナウイルス感染症対策について

  • 講師(リーダー)は全員日本スポーツ協会公認スポーツ指導者東京都山岳連盟認定ガイド資格保有者で登山技術、山岳救助技術を有しています。実技講習ではロープ、登攀具、ツエルト、ガスバーナー、ファーストエイド装備等を用い、 必要に応じて固定ロープを設置する等、万全の安全管理を行います。
  • 悪天候やルートの状況によっては途中で下山の判断をする場合があります。講習中は講師の指示に従って行動していただけますよう、ご協力をお願いいたします。
  • 実技講習に先立ち、直前の机上講習で詳しい山行説明を行いますので、かならずご参加下さい。
  • 厚労省「新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について」および都岳連「KP.3流行拡大を踏まえた感染予防対策について」に基づいた感染対策を行い、安全・安心な講習会を開催します。
  • マスクの着用は、屋外の実技講習では個人の選択と判断を尊重します。机上講習会など屋内の会議室で行う場合も同様ですが、換気が十分にできない/多人数での会話の機会がある/三密回避が困難などの場合はマスクの着用をお願いすることがありますので、各自でマスクをご持参ください。
  • 山岳地帯での感染対策として、手指の消毒、大声での会話をしない、三密回避などにご留意ください。
  • ワクチン接種証明や健康観察表の提出は不要ですが、受付時、出発時に体調の確認を行います。
  • 山小屋などでの懇親会については、上記に基づいて良識の範囲内で行ってください。
  • 山小屋や貸し切りバス、貸し会議室などで感染症対策ルールがある場合は、それに従ってください。