山岳写真教室「赤城山で霧氷を撮る」(2022年1月)参加者が撮影した写真を紹介します

2022年1月22~23日に山岳写真教室「赤城山で霧氷を撮る」が開催されました。今回も天候にも恵まれ、塩田講師の指導の下、覚満淵や赤城神社、氷結した大沼、地蔵岳などで新たな視点から写真を撮ることができたようです。前回に引き続き、参加者が撮影した写真の中から特に印象的なものを紹介させていただきます。


「氷の華」(K様)

◎宝石のように輝いている氷の華を見つけた着眼点が素晴らしいです。奥の影が画面を引き締める効果を生み出しています。(塩田)


「日輪」(M様)

◎足元だけではなく周りを良く観察できています。画面右下の鉄塔を入れることで、日輪の大きさを表現しています。(塩田)


「童心」(T様)

◎雪面を使い影絵のように表現するアイディアが素晴らしいです。足を上げることで画面に動きが出、楽しさが伝わります。(塩田)


「氷の森」(S様)

◎背景を暗くして雪の結晶を見事に表現しています。ピントが合いづらい被写体を上手く撮っています。(塩田)


「万歳!」(S様)

◎下から上に伸びる動きが面白いです。被写体のバランスがとても良いです。背景が斜めで不安定だからこそ面白味があります。(塩田)


「うたかた」(A様)


◎人の手によって開けられた穴と自然にできた泡とのバランスが良いです。氷に閉じ込められた泡を上手く捉えられています。(塩田)


「風の便り」(M様)

◎シャッターチャンスを上手く活かした作品です。背景を暗くし、逆光を使うことで湖上を舞う雪煙を表現できています。(塩田)


「snow flower」(T様)

◎逆光を使い雪の華の輝きが表現できています。木の枝の影が全体を引き締め、良いアクセントになっています。(塩田)


「結晶の流れ」(N様)

◎上から下に伸びる模様が画面に流れを作っています。右上の丸みと左の筋の対比が面白さを表現しています。縦構図で撮影した事が素晴らしい。(塩田)


「踏み跡」(F様)

◎ソリの轍と足跡を使い全体的に奥に向かう流れが表現出来ています。湖上の線路の上を歩いているような感覚になります。(塩田)


「山頂から見えた山並み」(B様)

◎積み重ね構図を使うことで奥行きが表現できています。前景から奥までピントが合うことでダイナミックさも伝わります。(塩田)


「ミニミニ雪だるま」(A様)

◎足元の小さな被写体も見逃さず、面白い作品が撮れました。周囲のボケと雪のキラキラした感じが雪だるまを更に可愛くさせています。(塩田)


「赤城山で霧氷を撮る」、楽しんでいただけたようです。次回の山岳写真教室も是非ご参加下さい。