山岳写真教室「厳冬期の北八ッで撮る」(2024年1月)参加者が撮影した写真を紹介します

2024年1月27~28日に山岳写真教室「厳冬期の北八ッで撮る」が開催されました。今回は厳冬の八ヶ岳を舞台に、塩田講師の指導の下、厳冬期ならではの風景を新たな視点から撮ることができたようです。前回に引き続き、参加者が撮影した写真の中から特に印象的なものを紹介させていただきます。


「青い木々」(B様)

青い木々

◎横構図にした事で森の広がりが表現できました。消失点を上手く活用した作品に仕上がりました。(塩田)


「被写体吹き飛ぶ」 (H様)

◎雪が飛ぶ瞬間を見事に表現しました。逆光で撮ったことで雪が輝きました。珍しい作画です。(塩田)


「縞枯の木」 (A様)

◎縦構図により木の高さが表現できています。雲を入れたことで空にアクセントがついて良い作品になりました。(塩田)


「風雪紋」 (I様)

◎縦構図でえびのしっぽと風紋を入れた事で手前から奥への流れが表現できました。巻雲(けんうん)と太陽が脇役となり画面を引き立てています。(塩田)


「新しい朝」 (O様)

◎前景の木を入れた事により奥行き感が出ています。残月と焼けた山肌のバランスが良いです。雲の筋が流れを表現しています。(塩田)


「北アルプス遠望」 (K様)

◎積み重ね構図を使い、前景と奥を表現した素晴らしい作品です。全てにピントが合っています。(塩田)


「青空に樹氷」 (U様)

◎青空に咲く樹氷の花が良く表現できています。縦構図にして画面の下から見上げる流れを作ったのが良いです。(塩田)


「シュカブラ」 (M様)

◎同じシュカブラでも上と下が違うので見てて面白いです。方向性があり全体のバランスが非常に良いです。見ていて飽きない作品です。(塩田)


「陽のぬくもり」 (K様)

◎非常に面白い作品です。あえて太陽の光を真ん中かつ大胆に入れた事は素晴らしいです。現代アートのような感覚で見ることが出来ます。木の枝の方向性がとてもよく出ています。(塩田)


「ふわり」 (A様)

◎右下の黒の空間があることにより、全体にメリハリがつき、氷の華が立体的に浮き上がって見えます。


「雪の砂漠」 (M様)

◎手前の雪の質感がよく出ています。縦構図により遠景の山と雲のバランスが良いです。(塩田)


「うさぎちゃん」 (F様)

◎よく見つけたな、という1枚です。後ろに影を入れた事で、被写体が浮き上がってきました。(塩田)


「厳冬期の北八ッで撮る」、楽しんでいただけたようです。次回の山岳写真教室も是非ご参加下さい。