山を走るなら知っておきたいトレイルランニングの8か条

トレイルランニングは自然の中を爽快に駆け抜ける楽しいスポーツです

今や山を走るということも広く浸透し、その人口も20万人とも言われて飛躍的に増加をしています。しかし自然というフィールドを使用させてもらっているスポーツは、どんなスポーツでも危険と隣り合わせであることも事実です。

それらは危険に対しての常識や自然に対する知識、個人の意識を高めることで減らすことができます。また、自然の中で楽しむ他のスポーツに対する尊敬や憧憬の気持ちを持つことで、山でのマナーやルールを知ることでお互いに安全で楽しくフィールドを分かち合いましょう。

トレイルランニングを快適に楽しむ上で知っていて欲しい基本的なマナーを見て行きましょう。

  1. 常に、人や障害物を避けたり、停止したりできるスピードで走ること。
  2. 前方を走っているランナーを追い越すときは一声かけ、安全なところで抜き去ること。また、後ろから早いランナーが迫ってきたら、安全な方向に止まり早いランナーを通すこと。
  3. ハイカーや登山者に出会ったときは、一声かけ、安全を確認して通り過ぎること。
  4. 道無き場所や閉鎖されているコースには入らないこと。サインや警告看板を確認し従うこと。
  5. 途中で事故や怪我をしている人を見かけたら、落石などのない安全な場所に移動し、近くの人と協力し、消防や警察に連絡すること。
  6. ランナーは、日頃からCPR、AEDなどの救命処置を学習し、いつでも対応できるよう訓練しておくこと。
  7. トレイルランニングは自然の中のスポーツということを深く認識し、急な気候変動に対応できる装備や食料と水分、地図と磁石を持つこと。
  8. 自分の体調管理には万全を期し、体調が優れないときは中止する勇気を持つこと。

これらを理解しセルフレスキューを心がけ山岳遭難保険に加入し、常に安全なトレイルランニングをお楽しみください。安全に帰還するのが安全の原点です。

そして、それはあなたの責任です。