2003年度第4号(2)

第43回全日本登山体育大会まであと8ケ月

第43回全日本登山体育大会実行委員会

 日本山岳協会が主催する全日本登山体育大会 (以下、全日大会)は、今年で43回目を向かえます。毎年全国の都道府県を持ち回りでそれぞれの地方色を生かした様々なイベントを繰り広げてい ます。今年は東京都山岳連盟が主管となり、昨年 から準備を進めて参りました。

全日大会の目的は、「全国の岳人が集い、ともに登山をする事により、登山技術の向上と交流を図る事を目的とし、あわせて相互の親睦を促進する。また、日本の美しい自然が現在、未来にわたり日本人の心を養いつづけるものである事を念頭に、自然保護に積極的な取組をすることを誓いつつ実施するものである」です。

全日大会は11月20日に青梅市民会館で受付、開会式、歓迎のイベントを行います。 その後、雲取山コース参加者は、三條の湯に向けて出発、他のコース参加者は立川、奥多摩のそれぞれの宿舎に入ります。

21日は朝から、三頭山、御前山、高尾山、景信山のそれぞれのコースの登山起点まで移動し、こ こで日帰り参加者と合流し登山活動を行います。 夕方下山後、パレスホテル立川にて歓迎・懇親会を催し、全国から集まった参加者と東京都山岳連盟所属の会員の方々との交流会を行います。

21日は朝一番にパレスホテル立川で閉会式を行い、解散します。 22日は祝日の為、オプショナルツアーに参加の方は様々なイベントに参加します。

この大会を成功に導く為に、全日委員会は所轄官庁への連絡やリハーサル大会、招致パンフレッ ト、大会要綱作り、イベントの企画などを行い、 万全の体制で全日大会を迎える為の準備を行ってきました。

しかし、もっとも重要な事は、全国一の規模と組織力を誇る東京都山岳連盟が主管すると言う事です。この大きな組織が主管する全日大会は今後更に続く各地の全日大会の範とならなくてはなりません。そして、この大会は担当役員だけでは開催できません。都岳連に加盟している全ての山岳会及び会員、ならびに個人会員の方々の積極的な協力が無くては出来ません。 加盟団体会員の皆様、個人会員の皆様の参加を強 く要請いたします。

文責:寺内丈行