山岳写真教室「浅間山周辺で初夏を撮る」(2022年5月)参加者が撮影した写真を紹介します
2022年5月28~29日に山岳写真教室「浅間山周辺で初夏を撮る」が開催されました。今回も天候に恵まれ、塩田講師の指導の下、池ノ平湿原や浅間山外輪山などで新たな視点から写真を撮ることができたようです。前回に引き続き、参加者が撮影した写真の中から特に印象的なものを紹介させていただきます。
「衣替え」(S.T.様)
◎ダケカンバの幹を大胆に取り入れたことにより迫力が増しました。木の皮の質感がリアルに再現されています。(塩田)
「こもれび」(N.B.様)
◎斜光を上手く使うことで葉脈を浮かび上がらせる事が出来ました。花の白さも際立っています。(塩田)
「整列!」(T.S.様)
◎新芽の緑と青空の色のバランスが良いです。新芽が整列している様子が面白く表現できています。(塩田)
「宇宙人の森」(M.H.様)
◎マクロの世界を上手く表現できています。背景をぼかすことで被写体の苔を浮かび上がらせ、光を上手に取り入れています。(塩田)
「活き活き」(C.A.様)
◎咲きほこる花を上手く表現できています。後ろの花をぼかして入れた事で構図に流れが出ました。(塩田)
「春の浅間山」(Y.M.様)
◎三分割法の技法を使い手前の桜から奥の鏡池への流れが表現できています。望遠レンズを使うことで圧縮効果が生まれました。(塩田)
「フリル」(M.K.様)
◎背景を黒くすることでイワカガミのピンクとの対比がとても綺麗です。マクロレンズを使い花冠をうまく表現できました。(塩田)
「初夏穏やかな風景なり」(N.S.様)
◎遠近法を用いた作品です。前景の岩と中景の木々、遠方の八ヶ岳すべてにピントがあっています。見ていて清々しい写真です。(塩田)
「共生」(T.F.様)
◎新芽と苔のバランスが面白いです。テンポ良い新芽の配置が良いアクセントになっています。(塩田)
「たんぽぽ」(T.W.様)
◎何気ない道端のタンポポですが、縦構図で消失点を上手く使い流れのある構図になりました。(塩田)
「浅間山周辺で初夏を撮る」、楽しんでいただけたようです。次回の山岳写真教室も是非ご参加下さい。