【満員・講習終了】おくたま登山学校2022年7月 実技:7/9(土) 『沢沿い歩いて×読図×夏の低山の歩き方』

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2022年7月 『沢沿い歩いて×読図×夏の低山の歩き方』

※満員のため受付終了しました。またの機会によろしくお願いいたします(今回は6/16の18時に募集開始、6/19の16時に満員でした)。

 

おくたま登山学校2022年7月『沢沿い歩いて×読図×夏の低山の歩き方』では、夏の低山を安全に涼しく歩くテクニックについて学びます。夏山特有のリスクとその対処法、少しでも涼しく歩く方法をご説明します。汗だくにならずに済むかも知れないし、他の登山者より快適に夏山を歩けるようになるでしょう。

コースは大岳鍾乳洞入り口から林道を歩き大岳沢の大滝へ。谷沿いに馬頭刈尾根に登ったら御岳のロックガーデンで涼んで御岳ケーブルカー御岳山駅がゴールとなります。おそらく奥多摩で最も涼しいコースを選びましたが、少し長めのコースになりました。頑張りましょう。読図もやります。

講習の内容
・地形図を見ながらの読図(実技講習では毎回やります)
・夏の低山のリスクと、安全に(比較的)涼しく歩く方法
・スマホのGPSアプリ(ジオグラフィカ)の使い方

日時と集合場所

2022年7月9日(土) JR五日市線 武蔵五日市駅 8時00分集合 8:22発の上養沢行きバスに乗ります

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ホリデー快速あきがわ1号武蔵五日市行きは7:55に着きます。バスは8:22発ですので時間はありますが、絶対に座りたいという方は7:34着で来るといいかも知れません。バスの乗車時間は約35分です。

講習対象

18歳以上で団体行動が出来る方。下記行程を7時間で歩ける方。
実技講習の歩行距離 11km(うち4kmは舗装路) 累計標高:上り1100m 下り:600m

高尾山6号路→1号路下山で距離7.6km、累計標高:上り570m 下り:570mです。今回は累計標高の合計が1700mなので、高水三山と同じくらいとも言えます(歩行距離9.5km 累計標高:上り860m 下り:865m)。講習の安全な運営に支障が出ると予想される方はお断りすることがあります。

募集定員

※満員のため受付終了しました。またの機会によろしくお願いいたします。

16名(定員に達したら受付終了となります)
※今回の講師・スタッフは4名を予定しています。

行動予定

08:00 武蔵五日市駅集合
08:22 上養沢行きバス出発
09:00 大岳鍾乳洞入り口
09:40 大岳鍾乳洞通過
13:00 大岳神社 昼食20分
13:20 出発
16:00 御岳ケーブルカー御岳山駅 事後説明のあと解散(予定通りなら17時くらいの電車に乗れると思いますが遅れるかも知れません)

帰りのケーブルカー 15:06、15:22、15:38、15:54、16:10、16:34、17:06、17:30(混雑時は増発されます)
帰りのバス 15:08、15:34、16:00、16:26、16:52、17:27、17:55
帰りの電車(御嶽駅) 15:36(ホリ快)、15:51、16:12、16:32(ホリ快)、16:49、17:09(ホリ快)、17:35、17:59

※悪天候時はコースを変更する場合があります。また非常な悪天候時は事前に連絡し、中止、返金となります。
※行動中は適宜講習が行われます。そのため通常よりも遅いペースで計画しています。
※歩行ペースなどの調整により解散時刻は遅れる場合があります。

コース概要

赤い線が予定コースです。
地形図はコチラ

実技講習の持ち物

  • 飲料水(1.5リットル程度)、昼食・行動食・非常食(各1)、雨具(ゴアテック製のセパレートタイプがベスト、折りたたみ傘)、登山靴(スニーカーやサンダルは不可)、スパッツ、防寒具、帽子、手袋、ヘッドライト(替えの電池)、ザックカバー、コンパス、ストック(1本でOK、2本あれば今回は林道で使えます)、保険証、お持ちの方はスマートフォン(ジオグラフィカを使用したナビゲーションを随時行います。インストールはコチラ)、モバイルバッテリーと充電ケーブル、筆記用具(ボールペン、マーカーなど)
  • 今回は距離が長いので荷物を軽くして下さい。
  • 紙地図その他資料は、こちらで用意して当日お配りします。

装備について(登山初心者向けの説明)

  • 登山靴
    スニーカーやランニングシューズではなく、ミドルカットかハイカットの登山靴を履いてください。ゴアテックスなどの防水透湿素材を使っているものがベストです。慣れている方はアプローチシューズやトレランシューズでも構いませんが、筋肉や筋が弱いと怪我をするリスクがあります。慣れていない方は登山靴が無難です。購入する場合は、登山用品の専門店(モンベル、カモシカ、さかいや、石井スポーツなど)で店員さんに聞いて試し履きをして合うものを選んでください。「奥多摩で雪がない季節にハイキングをしたい」といえば合う靴を出してくれます。
  • ザック(リュックサック)
    日帰りなら20リットル~30リットル。今後も登山を続けるなら30リットル程度が無難です。購入の際は登山用品の専門店でフィッティングしたほうが良いでしょう。背面長を計ってもらい、体に合うものを選んでください。軽いザックや重いザックがありますが、軽いものは生地が薄く穴が空きやすいという欠点があるので、軽ければいいってものではありません。底の方や横にファスナーがあって中身を取り出しやすかったり、フレームが入っていて荷物をパッキングしやすいものなどいろいろありますが、機能が増えると重くなる傾向があります。最終的には好みの問題ですが、一般的になカリマー、オスプレイ、グレゴリー、モンベル、ドイターなどが人気です。登山を続けていくとザックは複数買うことになります(容量や用途で変わります)。オールマイティーのザックはありません(登山はお金が掛かる遊びなのです…)。
  • 雨具(カッパ)
    かならず上下セパレートタイプの防水透湿素材の雨具を購入してください。古着でもいいですが、新しいほうが防水透湿の性能が良いので新品を買ったほうがいいと思います。防水透湿素材はゴアテックスがおすすめですが、最近は他社の防水透湿素材もいろいろ出ていて、伸縮性が高いものもあります。体に合うサイズを選び、色は派手な方が遭難時に見つけてもらいやすいです。青、赤、オレンジなどがよく目立ちます。と言いつつ私は黄緑色のカッパを使っていますが。低山の場合は折りたたみ傘も雨具として役立ちます。軽いものを持つのをおすすめします。ワークマンなど、ホームセンターで安いカッパが売られていますが、透湿性能が低めに設定されています。登山のように大量に汗をかく運動をするには性能が足らないことがあります。命を預ける装備でケチると痛い目に遭います。以上、登山靴、ザック、雨具は登山用品店でしっかりしたものを買うことをおすすめします。
  • ストック
    登山用のストックを使うと足腰の負荷を軽減できます。特に下りではバランスの補助に使えますので、下りが苦手という方は特に有効です。積極的に使いましょう。軽量で折り畳めるものが一般的で、良いものは軽く丈夫で高価です。林道や平原、なだらかな稜線などを歩くときは2本使ってもいいのですが、奥多摩の山は意外と急峻なので1本だけで使う機会が多いです。2本あれば、忘れた人に貸すなど役立つこともありますが、1本あれば大丈夫です。
    行動中はザックに着けてもよいのですが、公共交通機関に乗る際は先端が他人の顔に当たる可能性を考慮します。先端にゴムキャップを付けてカバーも付け、ザックの中に入れるか手提げ袋などに入れましょう。先端が人に当たらないよう配慮してください。
    使用後は分解して乾燥させてから収納してください。特に雨の日に歩いたあとなど、濡れたまましまうと傷みます。
  • ヘッドランプ
    どんな山に行く時も必須です。防水の物を買って、必ず山行前に電池を確認して予備の電池も持ってください。単三電池一本で使えるものが電池の管理は楽です。モンベルのコンパクトヘッドランプなど安くて使いやすいです。
  • 地図とコンパス
    コンパスはプレートタイプのコンパスを買ってください。メーカーはスントやシルバが一般的です。Amazonでも買えます。地図は、この講習の場合は地形図をこちらで用意して当日配りますが、個人で山に入る場合は必ず自分で用意しましょう。山と高原地図でも構いませんから地図は持ってください。スマホのアプリだけですべてを済ませないようにしましょう。GPSアプリ開発者が言うのだから間違いない。
  • 食事
    昼食は準備に時間がかからないパン、おにぎり、お弁当などを食べます。講習のときは昼食で20分取っていますが、水からお湯を沸かすと食べている時間が無くなってしまいます。どうしても沸騰したお湯でカップ麺などを食べたい場合は、朝サーモスにお湯を入れておいて、お昼はお湯から沸かすと短時間で沸きます。サーモスのお湯も80℃くらいはあるのでカップ麺は作れます。アルファ米の場合は、昼食の前の休憩でお湯を入れておくとちょうどよく戻ります。
    行動食は字面のまま、行動中のちょっとした休憩などで食べられるものです。ビスケット、せんべい、飴、チョコ、一口羊羹など。特に小柄な方は即効性のエネルギーを少ししか体に貯められないので、こまめに糖質を摂取する必要があります。
  • 水、飲み物
    水はペットボトルやプラティパス(ソフトボトル)、サーモスに入れて持ってきてください。私は粉のスポーツドリンクをR-1のペットボトルに入れて、水をプラティパスに入れて、飲む用のペットボトルでそれらを合わせています。行動中は、糖質と塩分を補給するためにスポーツドリンクを飲んでいます。塩分不足になると筋肉がつりやすくなるからです。
  • その他の装備
    その他の装備は上記リストを参考に揃えてください。装備は人によって違いますし、上記リストには入っていませんが、本当はテーピングや包帯、三角巾などのファーストエイドキットなども必要になります(リーダーは必ず持ちますし、ロープやツエルトなども持っていきます)。山行を繰り返す中で必要だった、要らなかったなどの経験から自分にとっての最適な装備が決まります。
  • その他の装備について
    過去に机上講習で使った資料を公開しています。登山の装備について知りたい方はお読み下さい。
    https://kzi.jp/of/okutama_2019_01.pdf

参加費

  • 一般 :5,500円
  • 都岳連加盟団体会員・jRO会員:5,000円
  • 個人会員 :4,500円

申込締切

2022年7月1日(金)
※毎回満員になり締め切り前に募集終了となっています。

中止やキャンセルの扱い

  • 感染症対策のため、または悪天候により主催者の判断で講習を中止にする場合は、保険料や返金振り込み料金を控除した金額を返金します。
  • 感染症対策として、当日の朝発熱や咳などの症状がある場合は欠席してください。体調が理由の場合は、保険料や返金振り込み料金を控除した金額を返金しますが、必ずご連絡ください(連絡先は別途ご案内します)。
  • 前日までにキャンセルされる場合は、保険料や返金振り込み料金を控除した金額を返金します。
  • 当日、上記体調理由ではない理由(例えば寝坊や急用など)により欠席された場合は返金いたしません。
  • 講習中の体調不良などでのリタイアの場合は返金いたしません。熱がある、足が痛い、頭が痛いなど体調が悪い場合は無理せず欠席してください。

感染症対策とお願い

  • 下記に当てはまる場合は参加を見合わせてください。
    ・当日の発熱や咳症状などで体調が悪い場合
    ・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
    ・過去 14 日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航、又は当該在住者 との濃厚接触がある場合
  • 都岳連の規定により、新型コロナウイルスワクチン3回目の接種または当日72時間以内の陰性証明が必要となりました。それぞれ、スマホアプリまたは写真で構いませんのでご持参ください。なお、講師・スタッフは3回目接種済みです。
  • 当日朝、体温を未検温の方は非接触体温計により検温します。37.5℃以上の場合は参加を辞退していただきます。
  • 当日の朝、スマホで問診票を入力していただきます。スマホをお持ちでない場合は前日か後日で構わないのでパソコンなどから入力してください。問診票フォームはコチラ
  • 各自マスクを持参してください。屋外での行動中は着用しなくても大丈夫ですが交通機関や屋内では着用してください。
  • 屋外でも、他の参加者とは出来るだけ2m程度の距離を取ってください。
  • こまめな手洗いと手の消毒を行ってください。
  • 講習終了後2週間以内にCOVID-19を発症した場合は、主催者に対して速やかにご連絡してください。
  • 都岳連の感染症対策の詳細は、都岳連Webサイトの『新型コロナウイルス感染症の流行下での都岳連運営』をご覧ください。
  • その他、感染症対策や安全に関して講師やスタッフから指示があった場合は従ってください。

申込・お問合わせ先

下記の『おくたま登山学校机上講習お申し込みフォーム』からお申し込みください。受付後、参加費の振込先等が記載されたメールが送られます。『参加を希望する講習』『7月:夏の低山とご記入ください。原則としてキャンセル待ちはありませんので、定員になったら受付を終了します。

※満員のため受付終了しました。またの機会によろしくお願いいたします。

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